荒谷林道で気がかりなこと

　荒谷林道の入口に「クマに注意」の立て看板が立てられました。昨日の夕方荒谷林道でクマの目撃情報があったようです。急に出会うと襲われたりするので、今日からラジオとカメラを持って散歩に出かけました。クマが人里まで出てくるのは山に食べ物が少ないのでしょうか。昨日まで余り気に留めていなかったのですが、林道で出会った方に「最近ミズナラが枯れていますが、どうしてですかね。」と聞かれたため、改めて見て見ると、なるほどミズナラの大きい木ばかりがあちこちで枯れています。調べてみると、これはカシノナガキクイムシという虫が病原菌を伝播することによって起こる樹木の流行病によるもののようです。人間も樹木も伝染病で大変です。クマが人里に出てくるのも「ナラ枯れ」も里山の管理が出来ていないのが原因の一つです。共に生きる道をさぐりたいものです。

クマに注意の立て看板

大きなミズナラの木が枯れている

枯れたミズナラ