歴史さんぽ
2013年10月19日土曜日
宮島を訪ねて(3)厳島神社 菊花祭の舞楽
宮島の日が落ちて、6時30分ごろから厳島神社の平舞台で舞楽が始まりました。本来は高舞台で奉納されるのですが、今回は台風接近で屋根のある平舞台で奉納されました。厳かに雅楽が奏でられる中で、華やかな衣装に身を包んだ舞人がゆっくりした動きで舞われました。この舞楽は6世紀から9世紀にかけてに中国や朝鮮半島、インド・ベトナムから日本に伝わったものを、日本古来の歌舞と融合し平安時代に大成したものだそうです。厳島神社には平清盛によってもたらされ現在まで800年以上も続いているということは本当にすごいことです。現在も天王寺楽所との関係は続き毎年共演したり、天王寺で途絶えていた曲を逆に厳島神社側が教えたりするというようなこともありながら伝えてきているそうです。外国とのつながり、過去から現在への深いつながり伝統の重みを感じた一日でした。
宮島の夕暮れ
振鉾
一曲
蘇利古(長方形の白い紙布に抽象的な人面を表した「雑面(ぞうめん)」をつけて舞う。
散手
貴徳
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