歴史さんぽ
2015年2月12日木曜日
三原市を訪ねて(5) 妙正寺・大島神社
西国街道を西に歩き、三原城跡を抜けて坂道を上ると妙正寺に着きました。この寺は三原浅野氏の菩提寺として延宝2年(1674年)に創建され、享保8年(1723年)から現在地に移されたようです。妙正寺は三原市重要文化財に指定されています。境内の鐘楼には天正4年に三原の鋳物師によって鋳造された銅鐘が下がっていました。この鐘も三原市重要文化財に指定されています。さらに西に向かうと大島神社がありました。この神社は
三原城築城以前大島に祀られていた稲荷神を城の守護として祀られていた厳島神と合祀し三原城天守台に祀られていたものを、福島氏の時代に他の稲荷神を習合勧請し三原の里の安泰繁栄の守護神として現在地に鎮座奉斎されたもののようです。
妙正寺山門
妙正寺本堂(創建当時の建物を享保9年に移築したもの)
銅鐘 天正4年(1578年)に鋳造されたもの 三原市重要文化財
大島神社
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