歴史さんぽ
2015年7月17日金曜日
萩往還を歩く 防府天満宮~三田尻(3) 防府天満宮②
幸い雨も小降りとなり、風も弱まってきました。今回はここ防府八幡宮から三田尻御船蔵跡まで歩きます。防府天満宮境内には勤王の志士と交わりの深かった女流歌人の
野村望東尼の像と歌碑が建っていました。有名な死を直前にした
高杉晋作が上の句を
詠み、下の句を
望東尼が詠んだという歌碑や、慶応3年に討幕軍が東上する日から7日間戦勝を祈願して1日1首句を詠み天神様に奉納したという、その初日の句の歌碑がありました。桜門を抜けると神木の大楠木がありました。樹齢800年といわれていますから、毛利元就や高杉晋作達勤王の志士達がこの木の前を通るのを見た生き証人です。毛利元就が大内氏を攻めた時本陣を設置したという
大専坊がありました。
春風楼から防府市街を望む(今回はこの街の中を三田尻御船蔵跡まで歩く)
防府天満宮境内に建つ野村望東尼の像(歌人 尊王攘夷の志士たちと交わりが深かった)
歌碑(上の句を高杉晋作下の句を望東尼が詠んだ)
防府天満宮桜門
参道にある神木の大クスノキ(樹齢推定800年)
大専坊(県指定史跡)毛利元就が大内氏を攻める際に本陣を設置
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