いよいよ鈴鹿峠を越えます。西から行くと道は緩やかに登っていますが舗装もされています。峠には万人講常夜燈が建っています。この常夜燈は約270年前に四国の金毘羅神社から移されたとされる物で、高さ4m、重さ38tもあるそうです。そこを過ぎると道は森の中に入っていきます。八町二十七曲がりと言われる曲がりくねった急な下り坂を下ります。未舗装で、所々石畳になっています。滑らないように気を付けて歩きます。昔は追いはぎが出没し、旅人を悩ましたという記録がありますが、今はヒルが出るというので、素肌を出さないよう気を付けて歩いたのですが、靴の上から足首をかまれていて、血が止まらず困りました。昔もヒルはいたと思いますが、蚊やヒルにかまれるのは日常的なことなので、敢えて記録されなかったのかもしれません。途中片山神社がありましたが、社殿は焼失してしまったそうです。坂下宿に着きました。大竹屋などの本陣跡はありますが、今では草原や空き地になっています。
鈴鹿峠西側 万人講常夜灯鬱蒼とした森林の間の未舗装の道を歩く 曲がりくねった急な下り坂が続く
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