歴史さんぽ
2015年1月15日木曜日
三原市米山寺を訪ねて(3) 米山寺への道 旧家・下市地蔵・道標
恵美須神社を出て、一路西国街道を東に向かって歩きます。ウダツの上がった旧家が見られます。途中下市地蔵がありました。この地蔵さんは元尼寺にあり天保の頃、飢饉と疫病の流行で亡くなった、たくさんの子どもの慰霊と供養のために大庵実悟尼という尼さんが願主となり建立された上市地蔵の手本となったもののようです。後尼寺からこの地に安置されたそうです。この脇に設置されている手水鉢に盃状穴が見られます。どんな願いを込めほられたものでしょうか。そこで出会った方に米山寺への道を聞くと、「この道をずーとまっすぐ進んで、国道にぶつかったら、それを渡って橋を渡ってずーと行くと、山の上にありますよ。」と教えてくださいました。もう少し近いと思っていたのですが、見当違いだったようです。ともかく歩いて行くだけです。やっと国道に出るとそこに米山寺への道標が建っていました。道は間違っていないようです。
ウダツの上がった家
下市地蔵(飢饉や疫病で亡くなった多くの子どもを慰霊と供養のため安置された上市地蔵の手本とされた)
尼寺にあったものをこの地に移し安置した
手水鉢に盃状穴が見られる
国道2号との合流点に立つ米山寺への道標
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