歴史さんぽ
2017年11月11日土曜日
庄原市東城町を訪ねて(2) 東城の町並み② 三楽荘
いろいろな展示がしてある町並みを歩いていると、ひときわ大きい立派な町家の前に来ました。三楽荘という国の登録有形文化財に指定されている明治期に建てられた建物です。この建物は建築当時は呉服反物商・醤油醸造業を生業としていた保澤家の住宅でしたが、昭和24年旅館業に転業し、以後60年間旅館「三楽荘」として利用されていたようです。中に入ってみると、柱や梁、板戸など素晴らしい材を使ってあり床も磨き上げられています。二階に上がってみると、お通り人形が展示してありました。離れの大広間は欄間や天井には繊細な細工が施され、床脇の違い棚は屋久杉、床柱は黒檀が使用されているなど、当時の東城の商人の財力や建築した棟梁の技術の高さが伺えました。再度訪れ説明を聞きながらじっくり見たいと思いました。
三楽荘(旧保澤家住宅)
本館内部
二階(お通り人形が展示してある)
二階廊下
離れ大広間
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